ネット弁慶Bのブログ

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ワタモテ 7巻あたりの感想

 

アニメ化した以降のぶんで個人的にインパクトが強かった回は夏休み(高2)に最初に海に行った回。 (単行本だと7巻)
最後のページで ゆうちゃんの精神が崩壊してしまい泣き出してしまうという とんでもない回だった。
やたら大げさに見えるが、文字に起こすとそうなるのだから仕方ない。


ポイントは二つ。
一つ目は、もこっちが何をやらかしても もはや読者(私)は驚かないため 別キャラが何かしたときのほうが驚くようになったこと。
二つ目が大きいんだけど、こみちゃんがレギュラー化してしまったこと。


今までは もこっちがおかしな方向に進みかけても常識人のゆうちゃんがブレーキになっていた。
これは ゆうちゃんがブレーキを踏んでいるというよりは、ゆうちゃんの反応を見たもこっちが自分で判断してブレーキを踏んでいた
勿論ゆうちゃんがブレーキを踏んでいることもある。(ただのツッコミ役な気もするけど)

しかし もこっちと似た思考を持つ こみちゃんが登場し もこっちの発想に同意するようになると、
もこっちはブレーキを踏まないでいいと判断するようになってしまった



受身なゆうちゃんは 以前からスピードを落とせという指示は ほぼ出していない状態。 もこっちとのアイコンタクトでバランスを保っていた。 
こみちゃんの加入で 2人組から3人組、1対1から2対1、こうなることでそのアイコンタクトが機能しなくなってしまったのだ。

2対1の1がゆうちゃんになると なかなか厳しいことになる。
「多数決」という見方をするなら ゆうちゃんはゼロの存在だ。 これは もこっちとの2人組のときには発生しなかった状態。



その結果 レイプ目になったあげく泣き出すという すごい結末を生むことになる。



さすがにこれは駄目だと原作者も感じたのか その後ゆうちゃんが2対1の1になる様子は まだ見受けられない。
対策として1になるのは不幸なれしている もこっちや こみちゃんということにしたのではなかろうか?




まあこんな駄文 全部私の妄想にすぎませんけどね