ミルキィTD

「探偵歌劇ミルキィホームズTD」（ミルキィホームズシリーズ4期）は、
面白かったミルキィホームズが帰ってくるのかと期待したのに結局は駄目駄目な作品になりました。　
特に序盤の2話～4話で大スベリしてるのはあまりにもイタすぎる。

でも完全にブレイクの芽が無かったとも思えません。
エレメントとの異空間でのバトルに入る演出　「おいで！茉莉音！」　のシーンが全12話の中に約10回ほどあるのですが、
その部分の前後僅かだけ抜粋して連続で見て見たら　かなりまともで面白そうなアニメに見えました。　　
骨組みは出来てたのに肉付けに失敗してるんだなと。

「おいで！美樹！」　　　（11話・最終話のひとつまえ）

特に異空間に誘うシーンのラストとなった　「おいで！美樹！」　の前後の流れは かなりアツく、何度見返してもシビれるものがあります。
ここだけは10話以上かけて積み上げてきたものがちゃんと形になっていた素晴らしいシーンだったと思います。

しかし各話の「おいで！茉莉音！」の前後のシーンを長々と見てしまうと殆どの回で、「ほんとクソアニメだな」と思います。
私がクソアニメという言葉を使ってもその心は　あまり貶す意味で使ってなかったりするのですが、
ミルキィに対して言う「クソアニメ」は本当に言葉通りの意味で貶しています。

※厳密に言うと「おいで　茉莉音」よりも「茉莉音　おいで」と言ってる回数のほうが多いです