キングダム(2)
キングダム49巻まで読みました。(改めて)
簡単に紹介すると、「秦の始皇帝」(になる前の秦王)が中華統一する時代の話。
主役側は秦国、中でも主人公はというと「信」というキャラクター。
作者が「李信」という秦の武将をモデルにしていると公言しているとのことです。
話の規模のわりには登場人物は少なめ。
そのぶん 主要キャラそれぞれが超人的な活躍をします。 顕著なのが武将。
武将が超人になっているので、少年誌のバトルマンガみたいで読みやすいです。
私が特にそう感じるのは「キョウカイ」という実在武将がモデルのキャラ。
なんというか、「中二」が考えたみたいなキャラ設定です。
頭脳戦もあるけど、作中では「力」のほうが強いと思います。
戦記物なのに兵站の話は殆ど出ないしね。
バトルマンガみたいと書いたけど、
主人公のシンを筆頭に 勝たせる側を気合でなんとかしすぎなのが多い。
得物が個性的であったり、流派的なものがバックにあるキャラは少数派。
知略は武力でぶっ潰すし、一騎打ちは力まかせ。
…文章にすると変なのに、なんでこのマンガ面白いんだろ?w
ちなみに李信、コーエーの三国志13にもDLCで登場しています。
DLCで この時代の武将なんて数えるほどしか用意されてないのに、
マイナーな李信が選ばれるなんて。
これ絶対キングダムの影響ですね。
コーエーは昔からマンガとかドラマの影響をめちゃ受けるからな。
私がキングダムで好きなキャラはモウゴウなのですが、
モウゴウは三国志13に選ばれませんでした。
武将エディットで自作はできますけども。
49巻読んだわりには あまり年月が進んでないなあという印象。
横山光輝の三国志を物差しにしたら10巻くらいで収まるんじゃなかろうか。
キングダムはアニメ版もあるらしいけど、私にキングダムを勧めた人が
アニメは見なくていいと強く言い放っていました。
…なんか逆に気になるわ。