ネット弁慶Bのブログ

書いてるのおっさんです。過去ログ修正削除多し。

人を呪わば穴二つ



最近じゃパチ屋でよく見かける 地獄少女

私は地獄少女というアニメ作品を私は面白いと思って、ほぼ毎回視聴していたわけですが、
同時に、
「よくもまあ毎回毎回 こんな胸糞悪い話を思いつくもんだな」
という気持ちもありました。
3期まで制作されて毎回2クール、通算70話以上あるわけですからね。

それでも面白いと思って見てしまうのはなんだろうと思っていた部分もあるけです。



ネットが無い時代には新聞で地獄少女とコンタクトをとっていたという設定がある

地獄少女の魅力を考えた結果、「地獄に流す」システムの新しさ(?)に いま気付きました。

それは やられる前に やる ということです。

誰かが殺られてから動く必殺仕事人では遅すぎるんです。
「殺す」という重要な行為は 
殺されて初めて行動が許されるべき ということで仕方ないのかもしれません。

でもやっぱりそれじゃ遅いんです。

なので先に仕掛けて地獄に流してしまう(相手を消滅させる)という、
地獄少女の設定に私は惹かれていたのかもしれません。

「手遅れになる前に助けてくれ」 と。



幸福ENDもあるが死後は地獄行き…

指定した相手を地獄に流して 流した側が納得したかどうか、良かったのか悪かったのかは話によりけり。

不幸ENDの割合が多かったように思いますが、
「殺されてもいないのに殺す」という(しかも完全犯罪で)、とんでもないことをしたので、
不幸ENDが多いのは至極妥当に思いましたね。

見る人によるのかもしれませんが、教訓の押し付けみたいなのも 
私はあまり無かったように感じましたし、そういうところも気に入ってたのかな。

あと、
くだらない悩み恨みで他人を消滅させるなんてやりすぎだろ、というケースが多いのも 実は良いと思ってます。
周りから見て 実にくだらないことでも、本人にとってはとても大事なことだったりするんだよと、
それを伝えている作品なんだろうなと。